小学校3年の算数における子どもたちの学習を支援するアプリです。
用意された1L容器やカードなどを操作しながら、小数の意味や表し方、小数のたし算・ひき算について考えたり、友達に説明したりすることができます。
「小数」は、以下の3つの内容で構成されています。
○表し方・しくみ
1Lの容器に水を入れたり、ものさしでテープの長さを測ったりして、小数の意味や表し方について理解したり、説明したりすることができます。
○たし算
小数や整数を表すカードを使い、小数(小数第一位まで)のたし算の仕方を考えたり、説明したりする活動を通して、筆算の方法を理解することができます。
○ひき算
小数や整数を表すカードを使い、小数(小数第一位まで)のひき算の仕方を考えたり、説明したりする活動を通して、筆算の方法を理解することができます。
〈主な特長〉
iPad上での具体的な操作は、子どもたちが問題解決のための道筋を目に見える形で、様々に試行錯誤することを可能にします。
iPadを机の上において自分の考えた道筋を、隣の友だちに説明したり、専用のケーブルで電子黒板やプロジェクターなどに接続して、クラス中の子どもたちに説明したりすることもできます。
〈主な機能〉
【学習モード】
「小数」は、各内容の中で学習の進め方に合わせて「きほん」「はってん」の学習モードをいくつかに分けて構成されています。
【道具箱】
初めから画面上に用意されたオブジェクトとは別に「道具箱」の中にもテープやカードが用意されていますので、取り出したり、しまったりしながら自分で問題を作ることもできます。
【台紙】
背景の台紙は、用途に合わせて様々なものを用意しています。学習の目的や進め方に合わせて、自由に
選ぶことができます。
【動かすモード】
配置されている1Lの容器やカードなどを動かしたり、道具箱から新たに取り出したりすることができます。
1Lの容器ややかんについては、傾けることもできます。
カードについては、繰り上がりの時に、小数のカードを10枚まとめて1のカードにしたり、繰り下がりの時には、1のカードを小数のカード10枚に分けたりすることができます。
【かくモード】
指を使って文字や数字をかいたり、消したりすることができます。
色や太さも選ぶことができます。
決まった使い方はありませんので、授業の展開や子どもたちのアイディアに合わせて、自由にお使いいた
だけます。
〈QB説明〉算数シリーズは、学習指導要領に基づき、今後も領域や学年別の指導に合わせたツールとして、
ラインナップを増やしていきます。